世にもつまらぬ恋愛話
デート先…
私が喜ぶ…
「…博物館」
『え?』
「宇宙博物館、行きたいわ」
『よ、よし!幹也に伝えとく!じゃ』
ツーツー
「あ…」
「幹也君何て?」
「いや、途中で寿博君が電話口変わって…」
「それでそれで?」
「宇宙博物館にデート行こうって話になって」
それを言うと、絵理と理絵は大きな拍手
「な、何よ…」
「香苗、成長したわ」
「うんうん」
な、何が…?
「これで将来安泰だ」
「うんうん」
「だ、だから何が…?」
理絵・絵理はずっと頷いているが、私は首を傾げる。
…ちゃんと理由はあるんだけどね。