カクテル 〜カシス〜
「…私ね、彼女がいる人を好きになっちゃったんだ。でも、その彼女に勝てる訳じゃないし…」



真奈美は寂しそうに話していた。



「んぅ…真奈美はそれでも好きなんでしょ?」



頷く真奈美。
このときは、応援することしかできなかった。





時刻も五時になろうとしていた。



とりあえず、みんな集まっておみくじを引き解散となった。



帰りの途中までも、圭さんと美恵さんの2人と同じになった。
< 87 / 118 >

この作品をシェア

pagetop