カクテル 〜カシス〜
どこに行くとかも聞かれず、数分走ったところでアパートが密集しているとこで車は止まった。



「着いたで!俺んちだけどいい?」



−いいも、なにも…2人でいることバレたらヤバい−



と、ハラハラしていた。



部屋に入り部屋が暖まるまでコタツに潜り込むようにして座った。



圭さんはテレビをつけてお笑いを見て笑っていた。




−落ち着かない。−



冷静に見えても心はドキドキしたままだった。
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