寮生活は秘密がいっぱい☆
あたしと香希は察知した。


きっとミキさんと「お別れ」したのだろう、と。




「前に未有に言われただろ?俺は遊ばれてるんだって…。頭ではそうだろうなってわかってたけど…心の中ではそうじゃない。きっと違うって信じてた…だからあの時2人にはキツい態度とっちまったな…」


雄司のこんな弱っている姿を見たことがない…。


あたしと香希はただ聞いてあげるしかできなかった…。



「今日…ミキさんとお別れした。俺の事は…旦那とのストレス発散にしか思ってなかったみたいだ。若い男の子とちょっと遊びたかっただけだって…俺は…ミキさんも本気で好きになってくれてるって勘違いしてた…。」
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