寮生活は秘密がいっぱい☆
「先輩…ほんとにあたしでいいの…?」


聞き覚えのある声。


「俺はずっと前から好きだったんだ。今はすごく幸せだよ。」



抱き合う二人をあたしはよく知っている…



男が愛おしく名前を呼んだ。


「…夏乃」




夏乃と直也先輩だった。




あたし2人がそんな関係だなんて全く知らなかった…
いつから?

何であたしに話してくれなかったの?…


あたしはパニックになってその場を後にした。
< 119 / 242 >

この作品をシェア

pagetop