寮生活は秘密がいっぱい☆
「みなさん今、直也先輩の事でもめてるんですよね?だったら先輩の好きなバスケットで勝負しましょうよ。」


聖子は真顔だ。


「それで条件は?」

突然の聖子のアイデアに先輩達はノッてきた。


「今度の球技大会でのバスケットで一回戦、あたしたちのクラスは先輩のクラスとあたるんです。」

そーなんだ!

「聖子よく知ってるね…」

「あたしの情報網なめないでよ☆」


あたしと聖子が話していると、先輩達が話を戻した。


「それで?負けたら直也くんに近づかない、とか?」

先輩の問いに聖子は笑った。
「わかりました。じゃあ先輩達も負けたら二度とこんな事はしないでくださいね。」



こうして球技大会の勝負が決まった。
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