寮生活は秘密がいっぱい☆
「…ちょ…直也くん…やめてよ…。お願い…。」


先輩たちが次々に言った。


「お願いだから…」


先輩たちはそう言ったが直也先輩は頭をあげようとはしない。




「お願いやめて…もう見たくない!」

先輩達は泣きそうになった。



「お願い…!」



しかし直也先輩はそれでも頭をあげようとはしない。


先輩達はついに泣き出した。


「もう…!やめてって言ってるじゃない!」


そう言ってボールを持っていた一人の先輩が直也先輩にむかって投げた。



「…あぶないっ!」



運動神経の悪いあたし。

とっさに体が動いてた。



「未有…!」


あたしを呼ぶ声が聞こえて、あたしは意識が遠退いた。




…またあたし倒れるんだ…(笑)
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