寮生活は秘密がいっぱい☆
「なんかタオル忘れたらしくって…!真治ありがとう!頑張ってね☆」


あたしは校庭のプール側を目指して走り始めた。



「…タオル…?拓海さん確か朝持ってたよな…。」


真治の言葉は、走っているあたしに聞こえる事はなかった。






「あ!」

プール付近に着いたとき拓海を発見し、そして拓海もあたしを見つけたらしく手を振っている。



「ちょっと!タオルくらいであたしを学校まで来させないでよ!」


「まーいいじゃん♪たまには香希と雄司ばっかじゃなくて俺の相手もしてよ♪」


「…ん?どーゆう意味…?」


聞き返すと、拓海はもう違う話をし始めた。
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