寮生活は秘密がいっぱい☆
「お前さ…香希と付き合ってんの…?」



「え…何で急に…?言ってなかったけど、付き合ってるよ。」



あたしの答えに対して、掴まれた腕は力を増して締め付けられる。



「ちょ…拓海!痛いんだけど!…っ」



拓海は離そうとせず、力は段々増していく。



「ちょ……っっん!?」


ぐいっと引き寄せられ、

あたしの唇は、簡単に、

拓海の唇に触れてしまった。
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