寮生活は秘密がいっぱい☆
「香希だったんだ…よかった。」

「ん?」

「あ!何でもないよ!」



あたしのほっとした様子に少しおかしいと思った香希。
でも、何とか気づかれないようにへらへら笑ってごまかした。



「早く教室に戻りなよ!」

いつもの調子であたしは言った。



でも、香希とそのやりとりを見ていた雄司はおかしいと思ったようだった。








下校の時間



いつものようにあたしは急いで学校を出て、寮に戻っている。


そのとき、後ろからチャリの音が聞こえてきた。



だんだん近づいてくる。


でも、別にあたしは気にしていなかった。


つぎの瞬間…
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