寮生活は秘密がいっぱい☆
拓海はメールをあたしに送ったあと、寮に戻った。


ガチャ。


玄関のドアを開けると、ちょっと離れた廊下に壁に寄りかかった雄司がいた。


「なにやってんだ?そんなとこで…?」


拓海は不思議に思い、問い掛けた。


雄司は静かに口を開いた。



「なぁ、拓海。お前未有になんかしただろ?」
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