寮生活は秘密がいっぱい☆
しかし、香希は冷静だった。


「まあ、俺だってちゃんと考えてるから。」



香希は意味深に笑った。


「じゃあ、俺ちょっと行ってくるわ!」


「え…?行くってどこに…?」


香希は配っていたチラシを全部雄司に渡し、走って行ってしまった。
しかし、その場所はあたしたちのいる場所とは逆方向…。



雄司はため息をついた。

「なんかやるつもりだな。」

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