寮生活は秘密がいっぱい☆
きっと、時間はかかっても、元通りになれると信じてる。




「…あ!もうこんな時間…!行ってきます!」



あたしたちはいつものように走り、学校へ向かう。



「ったく、遅ぇんだよ!」

と言って、あたしの手を引っ張ってくれた香希。



あたしと香希はニッコリ笑い合ったー。



ねぇ、香希…。
ずっと手を離さないでね…。




青春を迎えている皆さん、秘密は必ずかかえていますよね…?

人それぞれ、秘密を抱えながら生きていく。

思春期のあたしたちにはまだまだ秘密はたくさんあるけれど、その秘密も必ずいい思い出になるはず。



だからあたしの寮生活はまだまだ秘密でいっぱいになりそうです…☆




〈完〉
< 237 / 242 >

この作品をシェア

pagetop