寮生活は秘密がいっぱい☆

「ごめんね香希…。いつも忙しいのに迷惑かけたくなかったの…」


あたしは香希に話し始めた。


聖子や夏乃、雄司も心配そうに見守った。







しばらくして、あたしが落ち着き始めた頃、香希たちは計画を立て始めた。


「とりあえず…どうしようか…ストーカー。」
「やっぱつきとめなきゃでしょ。」


みんなの話の流れから行くと、あたしのストーカーを捕まえて、あたしの前に二度と現れないように言うのだという。



「とりあえず、未有、今日は普通にいつもどおりの道でいつもどおりの時間に帰れ。俺らが見守っててやるから。」


「で…でも…怖いよ…」


「大丈夫だ。俺らが必ず守るから。」


香希ー。

いっつもケンカばっかで、
たまにやさしくてー。


あたしのために、こんなに必死になってくれてありがとうー。