寮生活は秘密がいっぱい☆
「雄司、わりぃ、ちょっと先戻っててくれ。」

雄司はうなずき、そのまま部活に戻るため学校へと戻って行った。



「未有…大丈夫だったか?」

さっきとは別人かのように
あたしの耳にそっと触ってきた。


「香希…」

なんか…いつもと違う真剣な顔にあたしは緊張してきた。



「これからは何でも話せって、お前俺に言っただろ?お前も俺になんでも言えよ…」

「でも…迷惑かけたくなかったから…」


「お前の事で、迷惑な事なんかなんにもねーよ」

そう言ってあたしをぎゅっと抱きしめたー。






「香…希…?」

あたしは心臓がばくばく鳴っていた。


「未有…好きだ。」






信じられない言葉ー。


あんなに嫌味を言い合ってた香希が、あたしの事を…?
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