寮生活は秘密がいっぱい☆

下校の時間ー。


あたしと雄司は足早に学校から出た。


そう、真治の学校に行くために。


そんなあたしと雄司を偶然、直也先輩が見ていた。




真治と拓海の高校…。

うちの高校よりも頭のいい高校って事もあって女の子もみんなおしとやかに見える。


雄司が横で、
｢なんかこの学校の女子って…未有とは正反対の感じの子ばっかだな…｣

思わず頭をバシッと叩きましたょ。


｢いってぇ!｣


ふん。
あたしの事バカにしたからだよ。