好きなんだ
先輩にメールをし 



先輩の家に行くことにした



先輩は柚を見るなり 



「柚季、何かあった?」

温かい空気で迎えてくれる先輩

先輩は分かっている 


柚が先輩に逢いたいって言う時は 


なんかあった時だと 


先輩は優しく 



柚の頭を撫でる 


その仕草が好きで 



先輩に抱きついた 



長身の先輩と 



小さい自分 


すっぽり埋まる 



そこは柚を優しさが包みこみ 



安らぎ 



思わず涙が溢れた
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