ファースト・ラブ
「ありがと♪」
席座れ~~
と、先生がきたので皆は一斉に
席についた。
それから、HRも終わった。
「……里奈ちょっと!!」
後ろを振り向くと、龍がいた。
「うん。わかった!!」
龍は私を連れて屋上に来た。
「……はぃ!!」
いきなり龍が手を差しのべてきた。
そこにあったのは、
星のネックレスだった。
「……」
「今日は里奈の誕生日だろ。だからプレゼント。安かったんだけど、俺里奈の好み分からなくて…でも、気に入ってくれたなら着けて!」
私は嬉しくて嬉しくて涙が次々に溢れ出してきた。