ファースト・ラブ



やっと病院につき3695号室の前まで着いた。



ガラガラ


ドアを開けた瞬間私は崩れ落ちた。



そこでやっと私は涙を流した。



龍は……本当にいないんだね。



もう、何もできないんだね。



わたしと話すことも、


わたしと歩くことも、


わたしと………



< 53 / 57 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop