secret love
「わかんない。
だって、あたしとの付き合いも
ナンパから始まったし・・・」
「ほんと?」
「うん・・・
でも、今はあたし本気だよ!
付き合ってみると以外にマメだって
知ったし・・・」
じゃあ。信じてみますか!
カイがそんな軽い男じゃないって!
「あっ、時間だ!
あたし行くね?」
ガールズトークに夢中になってて
時間を忘れてた
いけないいけない・・
「夢亜!ありがとう!」
今にも泣きそうになっている椿をみたら
カイのやつ・・・
あとでとっちめてやろう・・・
って思った。だって、大切な親友を
泣かせるとはいい度胸してんじゃん?
「夢亜!遅い!」
でも・・・そんな威勢のいいところも
ショウの説教で一時中断・・・
「すいません・・」
怒られて、ショボンとなるあたし。
「早く行かないと
今度こそ遅刻になっちゃう」