secret love
「なんか興味もちますね〜」
ほらね?やっぱり食いついてきた
「まぁ、教えませんよ♪」
ショウから釘をさす言葉に
カイくんは諦め
次の質問に移った
そんなこんなでハラハラドキドキの
対談が終わり
帰る支度
このままスムーズにいけば良かったんだけど....
「ねえ!!君名前なんて言うの?」
後ろから声をかけられ
カイくんじゃないと祈っても
もう遅かった
「お仕事お疲れさまです。」
名前なんて教えるわけないでしょ?
だーれが.....あんたなんかに
「お疲れさま!!で、名前は?」
しつこいなぁ.....椿こんな奴に
ナンパされてつき合っちゃったの?
「教えるほどじゃないんで......」
丁寧に....丁寧に...
「だって同じ学校っしょ?
リボンからして2年生?」