secret love


「すっごい性格悪かったな」


「.........ぅん」


性格悪いってほどじゃない...
人として..可笑しいよ
自分に自惚れてんじゃん....



「絶対、アイツと関わんなよ?
もし、何かされそうになったら
大きな声で叫べ」



車に乗っても

まだ、カイくんの言葉が頭から抜けていかない


忘れようって思っても
.....何回もリピートして消えてくれない


そんなあたしに気遣って
翔はあたしの涙を拭ってくれた


「どうしても....我慢できなかったら
夢亜の代わりに俺がキレるから。」


そんなことしたら
モデル、やってけなくなっちゃうよ



翔にまで...手をかけさせたくない



「.........大丈夫!!
明日、椿にちゃんと言うから

もし、あたしが何かされても
手だけは出しちゃ駄目だからね?」



「何かされた時は
全力でアイツのこと潰しにいくから
芸能界にいれないほどにしてやるから」



真剣な表情の翔を見たら
あたしは1人じゃないと実感できた


正直に言おう


椿に...全部話そう



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