secret love



「...........先輩。
椿がどれだけ傷ついたか分かりますか?」



「何?アイツなんかしたの?」



いきなり冷たい口調になって
まるで上から見下ろす感じ



「椿、昨日言ったんですよね?
カイのこと好きだって」



「あぁ、言われたよ?
俺のことが好きだって。」


「なんで、あたしの事を好きと言ったんですか?」


意味がわかんない


たいして本気じゃないクセに


「可愛いからって昨日も言ったでしょ?
アイツは顔だけだったの。
毎日メールくれとかしつこすぎなんだって」



普通、自分の友達をここまで
ズタズタに言われて黙っている人はいないよね?



椿があたしのこと
もう友達だって思ってくれなくても
あたしは椿のこと
友達だって思ってるから....



暴れてもいいよね?



「正直、カイさんなんて嫌いです。
自己中でよくナンパまがいのことするし
あたしの友達を傷つけておいて
気にもしてないし、人間のクズだと思う。

あたしはショウのマネージャーですけど
その前に1人の人間でもあるんです。


女をなめんなよ?」


あたしはそう言ってカイくんに殴りかかろうとした






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