secret love
「はーーーーい!ストップ!!」
殴ろうとした腕を掴まれ
元の位置に戻される
これから、殴ろうと思ってたのに
邪魔するのは誰?
「こんな所で喧嘩は駄目ですよ?
マネージャー」
聞き慣れた声
あたしの暴走を止めようとする
「ショウ。」
「なんか騒いでるって言ってたから
何事かと思いきや....
カイさんと夢亜でした」
ピリピリとした空気に
似合わないテンション
今のあたしにとっても
止めないでほしかった
殴んきゃ気がすまない
行動しないと....アイツは変われない気がする
「夢亜ちゃんって
意外とファイターな子なんだね?
椿の話になると
熱くなるよね?」
ヘラヘラとあまりさっきと変わってない
「友達のことなんで。
それに、本気じゃないくせに本気ぶらないで下さい。」
早く椿の所に行って
誤解を説きたいんだって....
早くくたばってくれないかなぁ