secret love

棘のない薔薇



「椿....大丈夫かな?」


あたしはマネージャーの仕事中も
ずっと椿の事を考えてた



「じゃ!終わりで〜す!!」


ショウの仕事ぶりは快調で
予定時間より早く終わることが多い


停学になっても仕事に
支障はないみたい


あたしはほっとした。
もしここで、不調になったら
あたしの責任だから。



「お待たせ!!早く行こう!!」



「うん!」


1人では危ないとショウが
椿の所に一緒に来てくれる

家にいるか分からないけど
行くだけ無駄じゃないと思う


「比賀さん、ちょっと寄ってもらいたい
所があるんですけどいいですか?」


「はい、分かりました。」



比賀さんにお願いして椿が住んでいる
マンションにやってきた


もちろんセキュリティーは万全で
いかにも!っていう高層マンション


「緊張するなよ?
落ち着いて.....な?」


「う、うん....」


言いたい事は頭の中で考えた
何度も何度も繰り返して....
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