secret love



「うん..2ヶ月くらい前から...」



「もう!!何で言ってくれなかったの?
言ってくれたらめっちゃくちゃ褒めたのに...」



泣き腫した目で
あたし達の事を祝ってくれる椿

その度にあたしはズキンって
心が痛むよ?




「カイくんのことは...いいの?」



「うん...っていえば嘘になるけど
女を道具としか思っていない奴を
好きって言ってた自分がバカに思えてさ...」



下を向き涙を隠している
バレバレだって...あたしと椿は友達でしょ?



友達になら.....
自分の本当の気持ち、見せてもいいんだよ?



我慢とかいらないんだよ



「椿、あたしの胸に
飛び込んでこい!!」


「えっ!?」



「辛い事は我慢しなくていいの!!
全部なんて抱え込めるわけないよ!
あたしが椿の気持ち
受け止める!!」


椿の為なのかもしれないけど
これはあたしの為でもあるの



これで椿の気持ちが少しでも
軽くなれたのなら....
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