secret love
「帰るわよ〜」
やっとお母さんが来て
我が家に帰れる...
今日一日長いって...
「部屋は夢亜の隣だから」
「はい、わかりました」
お母さんの前では妙に
礼儀正しい
いや、あたしの前でも充分
礼儀正しいけどさ....
「夢亜もショウが困ってたら
ちゃんと助けるのよ?
なんてたって、マネージャーなんだから」
「はいはい」
マネージャーとか...
急に自分が大人になった感じ
あくまであたしは
れっきとした高校生だよ?
もっと、普通の高校生活おくりたかった
「あと、これショウのスケジュール
よろしくね?マネージャー」
お母さんから渡された分厚い
スケジュール帳
中身はぎっしり文字で埋め尽くされている
ショウはこんなんで
死なないの?
やばいよ...この量は