secret love



「ぅっ......のぞ..みぃ」



親友を前にして安心したのか
大粒の涙が溢れていた



「えっ!?どうしたの?

とにかくあたしの家きな!!」


望実は急いでタクシーを捕まえて
あたしを望実の家に連れて行ってくれた



「どうしたの?」


あたしが落ち着くように
背中を優しく撫でてくれる


「ショ...ぅが....」

そのさきは時分の口からは
言えなかった....

さっきあったことを肯定として受け入れてるようで....



「ショウか....
今日はあたしの家に泊まりな?
お迎えの車とかいるんでしょ?」



「......うん」


そっか比賀さんがいるんだから心配ないよね?



ってさ...なんでこんな時まで
あたしショウのことを心配してるんだろう



「着いたよ。」


望実のマンションまで着き
望実の部屋までエレベーターで行く



「お母さんになんて連絡しよう....」
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