secret love



あっという間に翔とマユミさんの
事は世間に広まって、テレビでも話題のなった


それと同時に翔は
あたしにとってとても遠い存在になった....




涙を流さないと決めたけど
毎日涙を流して眠る


正確に言えば泣き疲れて眠る
のほうが正しいかもしれない...


「夢亜、おはよう♪」


季節は夏から秋に変わって
だんだん涼しくなっていた...


去年の今頃翔と一緒にいた
笑ったり、カイくんのこともあった


どんな時でも隣にいたのに....


「おはよう?椿〜」



「聞いて!?風真とね...
とうとヤっちゃったんだ〜♪」



「ほんとう!?良かったじゃん!!」



友達の恋愛話の聞けるようになった


こうやって近況報告してくれて
心から嬉しいよ


「風真ね?優しいんだぁ〜
気遣ってくれたり....してさ////」



「ほんとうに良かったね!!」



「ありがとう♪
夢亜は.....まだ?」



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