secret love
夜風が冷たくて
ちょっぴりあたしの頬をしびらせる
「翔、ビックリしてたな〜
そりゃそうだよね........
ストーカーとかって間違わないでね?」
落ち着くと思ったレストランも
今はあの残像のことで見たくないと思ってしまった
『夢亜.....』
どうして名前を呼ぶの?
あたしん想いは夜の風に
吹き消されてしまった....
「ふっ.......ぅ....っ
しょ....う」
名前を呼んでも隣にはいない
「夢亜.........。」
「椿..っ...」
あたしを追いかけてきてくれたのか
息をきらして来てくれた
「ごめん.....本当は..「いいの!
もう分かったから...
翔にとって..あたしは外見だけの女なんだって分かったから」
自分でそんなこと言って
グサグサと刺されるような痛み
「夢亜......
翔くん...を諦めるの?」