secret love



諦める....。


薄々そうした方がいいと思っていた

断ち切れない思いを
いつまでも抱いて....

自分で自分の首を絞めているだけ



「そうだね......

諦めないと...辛くなるばかりだし」




「いいの?それで...」



「もう、疲れちゃった。
あんな2人の様子みてたら
あたしの存在なんてなかったも同然


さっさと次の恋を見つけて
いい恋しないと!!」



友達にもう弱い姿を見せたくない
心配ばっかりかけて...
重荷になりたくない.....



「そう......。」



「うん!じゃあ帰るね」



「うん...」


椿はどこか寂しそうに
とても切なそうにあたしを見ていた


多分、分かっていたんだよね?



諦められないあたしのことを


それでもわざと何も言わなかった
あたしに気を遣って.....





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