secret love
「夢亜〜ご飯まだ〜?」
翔と同棲しだして
早一ヶ月。
「あと、ちょっと♪」
「我慢できません!!」
ご飯のことかと思ったら
ギュッてから後ろ抱きついてきた
「ちょ!!翔〜
離れてよ〜」
「やだ.....。
エプロンとか、反則すぎるし」
何が!?
じゃあこれからご飯作る時は
ずっとこんな感じ?
「動きづらーい.....」
「我慢我慢♪」
「味噌汁、かけるよ?」
こうやって言えば一発
翔は潔く離れて
リビングに戻って行った
「夢亜のケチ......。」
「なんか言った?」
「いえ、何でも」
こんな会話は毎日。
それが日課みたいになりかけてる
「次、仕事いつだっけ?」