secret love
「じゃ、俺らは隣にいるんで〜
先生!行こう」
「おう。」
そそくさとあたしと翔を
2人っきりにするために出て行ったのだと思う
それよりも.......
「翔.......カッコイイ////」
タキシードに身を包んだ翔は
髪の毛がいつもと違って
おとなしめにセットされていて
大人の色気を感じた。
思わず出てしまった言葉だけど事実
「夢亜も....きれいすぎる///」
「そんなことないっすよ!!」
緊張のあまり喋り方が変になってしまう
まともに翔の顔も見れなくて
下を向くあたし....
お父さんの心配より
あたしの方が心配かも.....
「こっち...きて。」
「う、うん..」
こういう会話も初めてじゃないのに
初々しさと言うのだろうか...
お互いが照れて、あまい喋れなくなってしまった
「今、一番幸せかも。」