secret love
「マユミ......さん....」
紛れもないマユミさんだった。
あたしは、マユミさんを結婚式に呼んだ
きっと、来てくれないと思ってた
芸能界から姿を消したマユミさんの
住所を調べて、招待状を送った
今のあたしたちを見てもらいたかったから
マユミさんには引きずってもらいたく
なかったから......
マユミさんにとっては
嫌なことかもしれない........
「......何よ.....」
「ありがとうございます!!」
マユミさんはピンクの
ワンピースに少し高い白のヒール
前と印象がガラリと変わっていた
その姿に少し驚いたけど、
前よりもいい人だなって感じた
「あたしが、取っても良かったの?」
語尾に変な感じはなく
これが本当のマユミさんなんだ...
「はいっ!幸せになって下さいね?」
「......////ふんっ...
みてなさい。あなたよりも幸せになるから」