secret love



手に入らないと、
そう思ってはずっと言って欲しかった言葉






「っぅ.....ふぅ.....」



「えっ!?何どうしたの!?
何か悪いこと言った?」


あたしの泣き声をきいて
慌てて体を引き離し、あたしの様子を伺ってくれた



悲しいからじゃないんだよ?


この涙は嬉しくてでてきた
涙なの。




「先生......好きぃ.....」



「ふっ、可愛いな〜
俺の彼女になってくれますか?」



ニカッと微笑んでくれた
そういえば、あたしはこの笑顔で
ちょっと気になっていたんだっけ?


太陽みたいにキラキラ笑って
あたしに頭をクシャクシャと撫でてくれて.....




好きになったんだ。




「彼女になるぅ!!」



「ははっ、了解です!
勿論秘密かな?」



「はい、シークレットで。」

あたしと先生は静かに
太陽に隠れてキスをした


〜another secret love〜


END

01.29


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