secret love
「ごめんね....
撮影、無理して写させちゃって
こんな事になるなら
もっと早く追いかけるべきだった」
ふわっと
ショウの匂いに包まれる
抱きしめられてる
本当ならすぐにでも
拒否しなきゃいけないのに
ショウの暖かさに甘えてしまっている
「どっか触られた?」
「ううん....
手、掴まれただけ...」
「そう...」
ショウは男に掴まれたあたしの手を
優しく扱って
目の前にもってくる
「消毒しとく。」
「へ?」
驚いてる暇もなく
手の甲に軽くキスされる
「消毒終了!
撮影、もどろっか」
まるで王子様がお姫様にするみたいに
優しく....
そして甘いキスをした
今しか効かない魔法がある
「翔.....ありがとう」
素直になるって難しい
キッカケがない限り