secret love
「2人共、すっごい良かったよ!!
本当の恋人みたいだった〜」
スタッフさんから絶賛され
嬉しい気持ちと切ない気持ちが入り交じる
これは、恋人の役
本当の恋人ではない
あたしがそうなることを望んでも
叶いはしない..願い
「夢亜、今日の夜
ホテルのプールにきて。
9時に待ってるから」
耳元で言われて
顔を真っ赤にするあたしとは逆に
冷静で、落ち着いている翔
年下とは思えないつーの!!
「さっ、着替えて〜」
「あっ、はい」
あたしの出番はもう終わり
後はフラッシュにたかれている
ショウを眺めているだけ....
「少しは縮まったかな....」
ショウとの距離
恋って人を大胆にしてくれる
一種の魔法みたいなものだね。