この涙はいつか、、
□Change
新学期が始まってちょうど
1ヶ月程がたった頃
「広瀬くんっ今日お昼一緒に食べない?」
夏希とお弁当をもって屋上へ向かう
足がピタリと止まった…
こんな事初めてだ。
広瀬は女子とは話さないから
今まであまり辛い思いを
してこなかった…
もちろん今回もちゃんと断ると思った…
「ねっ行こっ」
ぐぃっと手をひっぱられて
広瀬は行ってしまった。
本当に嫌だと思ってれば力ずくでも
振り払えた力だったのに…