空
空
あぁ
今日も在るんだね
私達に様々な顔を見せて
私達に様々な感情を教え
私達に様々な道を示して
その導きは無から始まり
また無に帰ってくのかな
永遠何て測量し得ない程の時の中で
私達はその永遠の内のほんの僅かな
刹那とも
玉響ともいう
そんな時間を生きるんだ
久遠の命を自らに刻み込むかのように
歴史を命に刻み込んで
あぁ
あなたは今日もまた
全てを記して行くんだね
見果てぬ終焉を迎えても
きっと
きっと
記して行くんだね