WHITE LOVE
「ゆずっ、ゆずの番だよ」
「あっう、うん。ごめんごめん」
隣に座っていた香奈の声で私は我に返った。
「ぼーっとしてどうしたの?」
杏奈が顔を覗き込んで心配してる。杏奈の発言のせいだなんて口が裂けても言えない。
「ごめーんっ。お酒入ってないのに酔ったかも」
私はおどけてそう言った。
「もう、ゆずったら」
皆がからかうように笑う。これでいい。
「さっ、私は残念ながら今回報告がないので、トランプでもしよっか!」
「本当ー?ゆずの報告楽しみにしてたのになぁ」
樹里が、しょうがないなぁ。と言いながらトランプを取りに行った。
「ごめんごめんっ」
私はわざとらしく謝る振りをする。心の中ではどうしていいかわからなくて泣きそうだった。
その後、皆でトランプをしてプリクラ交換をして…あっという間に時刻は七時を過ぎていた。
私はこの場から早く立ち去りたくて、時間を気にし始めた。
「あっ、もう七時だね。そろそろ帰らなくちゃ!」
「ゆずご飯うちで食べて行けば?」
「ごめん、今日早く帰って来いって言われてたんだよね。残念だけど」
「そっかぁ。オッケイ!じゃあそろそろお開きにしようか」
樹里がそう言うと、杏奈がみんなの前で正座をし「本当にありがとう」と言った。
「あっう、うん。ごめんごめん」
隣に座っていた香奈の声で私は我に返った。
「ぼーっとしてどうしたの?」
杏奈が顔を覗き込んで心配してる。杏奈の発言のせいだなんて口が裂けても言えない。
「ごめーんっ。お酒入ってないのに酔ったかも」
私はおどけてそう言った。
「もう、ゆずったら」
皆がからかうように笑う。これでいい。
「さっ、私は残念ながら今回報告がないので、トランプでもしよっか!」
「本当ー?ゆずの報告楽しみにしてたのになぁ」
樹里が、しょうがないなぁ。と言いながらトランプを取りに行った。
「ごめんごめんっ」
私はわざとらしく謝る振りをする。心の中ではどうしていいかわからなくて泣きそうだった。
その後、皆でトランプをしてプリクラ交換をして…あっという間に時刻は七時を過ぎていた。
私はこの場から早く立ち去りたくて、時間を気にし始めた。
「あっ、もう七時だね。そろそろ帰らなくちゃ!」
「ゆずご飯うちで食べて行けば?」
「ごめん、今日早く帰って来いって言われてたんだよね。残念だけど」
「そっかぁ。オッケイ!じゃあそろそろお開きにしようか」
樹里がそう言うと、杏奈がみんなの前で正座をし「本当にありがとう」と言った。