リボンの指輪
★第一章★
プロローグ
一緒にいられるなら、
なんだってよかった。
どんな関係だって、
あたしには、関係なかった。
“恋人”“幼馴染み”“親友”。
本当に、なんだって。
なのに、それさえも、
許してはくれなかった。
ねぇ、一人で忘れるなんて、
ずるいよ……。
あたしにとって、今でもあの時の記憶は輝いているのに。
忘れなくちゃいけないの?
頼(ヨリ)…。
なんだってよかった。
どんな関係だって、
あたしには、関係なかった。
“恋人”“幼馴染み”“親友”。
本当に、なんだって。
なのに、それさえも、
許してはくれなかった。
ねぇ、一人で忘れるなんて、
ずるいよ……。
あたしにとって、今でもあの時の記憶は輝いているのに。
忘れなくちゃいけないの?
頼(ヨリ)…。