親友の君は
次の日。
昨日少し気持ちが軽くなったおかげで、今日の朝はなんだか早く起きれた。

学校に着いたら、葉月に昨日のお礼を言おう


そう思いながら学校に行った。




学校に着き、教室に向かった。

教室に入ったら、なにやら凛や他の女の子たちが葉月を囲んで話していた。


(なにをしているの?)


話し声は聞こえなった。が、凛たちが話していたことは、


「ねぇ、葉月ってさぁ、私が咲羅の靴隠したときに一緒に教室にいたわよね?」

「う・・・・うん」

「朝来たらさぁ、靴無かったんだよねぇ~。他にいた子に聞いてみたけど、誰も知らないっていうのよ~。ね?アンタでしょ?靴持ってって咲羅に渡したの」

他の女子:「葉月と咲羅って、昔から親友だもんね~」

「え・・・・・」
「ねぇ、ほんとのこと言ってよ。ウチは別にアンタいじめたくないのよ」
「・・・・・・・・・・」
「でも・・・・・何も言わないようなら、アンタにも咲羅と同じようなことするから・・・・・・ね?」

   !!!!

「・・・・・・・・・・私が・・・・・・・咲羅の靴を持っていって渡した・・・・」









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