親友の君は
「フン・・・・・素直に言ったわね。でも、ただじゃ許せないんだよね~・・・」

「アンタも・・・・私たちの仲間に入って、咲羅をいじめる・・・・そういう条件付で、許してあげてもいいわよ」

「!!!!!」

(どうしよう・・・・咲羅にできる限りのことはするって言っちゃった・・・。でも、やっぱり自分が一番大切。いじめられるのだけは絶対にイヤ。心を鬼にしてでも、咲羅をいじめて私が助かるのなら・・・・・・!!!!!!)


「・・・・・・分かった。一緒に咲羅を・・・・」
「フフフ・・・・よく言ったわね。絶対よ・・・私たちを裏切ったら、その時点でアンタも同じ目にあうこと、覚えておきなさい」

「・・・・うん」





(なんか、葉月たち話し長いな・・・・)




葉月の周りから凛たちが去っていった。

すぐさま駆け寄り、話しかけた。

「ねぇ、葉月、昨日はありがとう。ところで、何話してたの?」

「・・・・・・・・」

葉月は下を向いて黙ったままだった。



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