foreverlove


今日は塾初日♪♪♪

友達いっぱいつくるんだぁ☆☆☆


「こ、こ、こんにちは。」

『あぁー!!橋本柚希さんですね。
そんなに緊張しなくて大丈夫ですよ。(笑)
橋本さんは高校受験コースですね。
あっちの教室だよ。入って待ってて。』

「はい。」

この塾は、コースごとに教室が分けられていて、コースは受験校の難易度で決まる。

まだ志望校が決まってないあたしは一番したっぱのDクラスなんだ。

晃一とおんなじトコ受けたいけど、
私にはそんな能力はない。

ぼーっと座ってる時だった。

「あのー。ここ、Bクラスですか??」

『いやっ!!DですD!!!』

「あっ。ゴメン。間違えたな。
まあこれもなにかの縁って事で、名前は???」
『柚希。橋本柚希です。』

「柚希ちゃんって言うんだ。
タメでいいから☆
俺は川崎直哉。直哉でいいし。」

『う、うん♪』

「もう授業はじまるし、行くな。
よろしく柚希ちゃん♪♪」

彼は、少しいじわるく、そして無邪気なかわいい笑顔がとても印象的だった。


その日の授業はちっとも頭に入らなかった。
どこ中だろ??
彼女とかいるのかな。
カッコイイし。いるよね。。。

そればっかり。

そして、あの笑顔が、頭をよぎる。

晃一以外の男子の事を考えたのは、初めてだった。

この気持ち、なんだろう。
< 4 / 5 >

この作品をシェア

pagetop