初恋
「先生!痛いッス!いや、もうまじで」

先生は私の頭を掴む手に思いっきり力入れてる。


「放して欲しいなら何処に行くかと理由を言え!」


怖い!眉間にシワ入れて睨まないでよ!よーし。こうなったら…。

「先生!今私のおじいちゃんがヤバいって連絡受けたんです!だから今すぐ行かないと…お、おじいちゃんが…ヒック、う、うぅ(目薬使用)」

これでどぉだ!穂坂め!

私はこっそり先生の様子を伺う。
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