すきだから!

グサッ!!

うっ!やられましたよ…
可愛いすぎでしょ?
ずるいよ…そんな表情…

はあーあたしは恋のその顔に弱いのっ!!
今あたし絶対顔赤いよーと思って顔を下に向け顔をかくしながら


「うん……」


とりあえず返事はできた。
ってまだ次の作戦がまだだったー!!

よしっ少し遅れをとったけど再び作戦開始。


そのまま下を向きながら歩きだす。


すると恋が
「えっ瑠華姉!?おれなんかした?」


って言いながらあたしの後ろを歩く。


うう〜ごめんね!!
可哀想だけど今のあたしには「ううんっ♪なんもないよ!!」
なんて笑顔で言えないの…梨麻との約束もあるし…
それに今恋の方見たら…
顔赤いの…ばれちゃうもん…。


だからごめん!


「別に…なにもない」


歩きながら後ろにいる恋に冷たい言葉を浴びせる。

はあー本当にこんなんで成功するのかな?
ってこの作戦何が目的だっけ?!



「ぅ……き」


後ろにいる恋が何かを呟いた。


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