すきだから!


それから恋といつものようにくだらない話をしながら歩いて…
いつものように校門が閉まるギリギリに学校へ到着!

恋とは学年が違うからいつものように
生徒玄関でバイバイする。

そして教室に入り、
いつものように「はあ〜」っとため息。


「瑠華ー!おはよー!♪」

その声に気がつき
後ろを向くと…いつもの顔。

この子はあたしの保育園の頃からの親友、天野梨麻(アマノリマ)。


そして唯一あたしの恋への気持ちを知っている…
っていうより見破られた(笑)

高1の時に

「るかー恋のこと好きでしょー?」ってね。


その時は素直になれなくて
「え!?違うし!りまのばかー」なんて言ったけど、梨麻には感謝してるんだ…。
あたしは人に自分から相談するのが怖いから…
だってさ!?『くだらねー』とか影で言われてたら
どーしよーとか不安じゃん!?
…なーんてそんなのただの言い訳…。
あたしが臆病なだけなのだ…。

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