君がいるから
学校が終わってダッシュで
病院へ向かった

真実を聞くのは怖い・・
けど知らない方がもっと嫌


コンコン

『はい』

「入るね」

ガチャ


『今日は少し早いな』

「走ってきたから」

『そか、汗だくだから
見たら分かる(笑)』

「あはは・・」

澪夜の笑顔見たら聞きにくい


『那津、顔が笑えて
ないけどどうかした?』


「あ、んーん何でもない;
走ったから疲れちゃって;」

『体力ねぇなぁ(笑)』


「・・澪夜」

『ん?』

「最近誰かお見舞い来た?」

『響夜と元バイト先の
友達とおかんくらい』

「女の人はっ?」

『女?きてねぇけど?』

元カノ病院には来てないんだ
少しホッとした

「ねぇ、まだ元カノのこと・・」


コンコン

ノックの音に邪魔された
< 14 / 14 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

蒼い瞳に写るは君
凌-ryo-/著

総文字数/3,071

恋愛(その他)9ページ

表紙を見る
もどかしい想い
凌-ryo-/著

総文字数/1,188

恋愛(その他)3ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop