君がいるから
三限目が終わり、休憩時間
あたしはなぜかあの表情の
響夜くんが気になり
里沙にお願いして保健室に
ついて来てもらうことに・・
保健室―・・
入ると誰もいない
あたしは奥のベッドの
カーテンを開けた
そこにはスースー寝息を
たてて寝ている響夜くん
の姿があった
なんだ・・あの淋しげな
表情は気のせいだったんだ
そう思った瞬間
響夜くんは目を覚ました
『何でお前がここにいんだよ』
「あ、起こしてごめん;」
『そんなこと聞きてぇん
じゃないんだけど』
「えと・・;「つまりぃ
那津はあんたと同じ学校で
同じクラスな訳!
んで澪夜くんの弟だから
気になってついて来た!
ね?そうよね那津!」
「う・うん;」
横から口を挟んだのは
それまで黙って聞いていた
里沙だった
本当は弟だから気になった
んじゃなくてあの表情が
気になったから来たんだけど;
『・・まだ兄貴が好きか?』
それまで勢いよかった口調が
急に静かになった
「へ・・?す・好きかも」
何でそんなこといきなり
聞くんだろうと思いつつ
遠慮がちに答えた
すると、響夜くんは
静かに口を開いた―・・
あたしはなぜかあの表情の
響夜くんが気になり
里沙にお願いして保健室に
ついて来てもらうことに・・
保健室―・・
入ると誰もいない
あたしは奥のベッドの
カーテンを開けた
そこにはスースー寝息を
たてて寝ている響夜くん
の姿があった
なんだ・・あの淋しげな
表情は気のせいだったんだ
そう思った瞬間
響夜くんは目を覚ました
『何でお前がここにいんだよ』
「あ、起こしてごめん;」
『そんなこと聞きてぇん
じゃないんだけど』
「えと・・;「つまりぃ
那津はあんたと同じ学校で
同じクラスな訳!
んで澪夜くんの弟だから
気になってついて来た!
ね?そうよね那津!」
「う・うん;」
横から口を挟んだのは
それまで黙って聞いていた
里沙だった
本当は弟だから気になった
んじゃなくてあの表情が
気になったから来たんだけど;
『・・まだ兄貴が好きか?』
それまで勢いよかった口調が
急に静かになった
「へ・・?す・好きかも」
何でそんなこといきなり
聞くんだろうと思いつつ
遠慮がちに答えた
すると、響夜くんは
静かに口を開いた―・・