君がいた部屋~二階階段前倉庫~

独りぼっちの桜



あれから二度と陽介君はあたしの前に姿を見せなくなった。


廊下でいつも陽介君を探すあたしがいた。


だが、やはり彼と会う事はなかった。


それからまたいじめは始まった。


毎日毎日…


そうやって月日は流れ、もう11月も終盤。


寒い季節となった。


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